ニッケルめっき | ||
ニッケルめっきは、鉄鋼や黄銅などの被めっき物に、美的感覚を付与すると同時に 防錆向上というふたつの目的があり、装飾、防食の両面に利用されています。 色調は黄色味ある金属光沢で、耐食性、硬度、柔軟性などの物理的性質も良好なこと から、装飾用、工業用の下地めっきとして幅広く用いられています。 ただし、大気中で僅かに変色し光沢を失うため、美観の付与と保持のためにクロムめっき や各種貴金属めっきを施します。 |
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対応素材 鉄、鉄鋳物、銅、銅合金 |
装飾クロムめっき | ||
装飾クロムめっきは、主としてニッケルめっきの保護膜として、また、クロムめっき皮膜の 高度の光沢と特有の色調が活用されています。装飾クロムめっきは、被膜厚が0.5〜 1.0μm以上になるとクラックが生じるため、0.1〜0.5μmの薄い皮膜で使用します。 工業用クロム(ハードクロム、硬質クロム)めっきとは異なります。 |
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各種バフ研磨 | ||
バフ研磨は、レースやフレキシブル、ポータブル等の各種研磨機に、バフと呼ばれる 回転する円盤状の工具を取り付けて金属を研磨していくものです。バフには、鉄(エメリー) バフ、サイザル(麻)バフ、綿バフ、フェルトバフ等の種類があり、金属、用途によって 使分けします。これに合わせて各種研磨剤も使用します。 |
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白(粗)仕上、鏡面仕上、サテーナ仕上、ヘアライン仕上
対応金属 鉄、鉄鋳物、銅合金、ステンレス、アルミ |
キリンス処理 酸洗脱脂 | ||
キリンス処理とは、キリンス液を使用した銅合金の化学研磨法です。弊社では、従来の キリンス液による処理に加えて過酸化水素を用いた化学研磨液を併用しています。 キリンス処理後は、変色防止のための処理を行います。 |
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対応金属 銅合金 |
その他の表面処理 ユニクロ・クロメート・黒クロメート・三価クロメート 無電解ニッケル(カニゼン)めっき 硬質クロムめっき アルマイト(白・硬質・着色) スズめっき(光沢・無光沢) 電解研磨 バレル研磨 ブラスト処理 黒染 テフロン加工 各種塗装 |
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